2007年06月24日

薪能

佐渡は世阿弥のゆかりの地です。


「風姿花伝」の
秘する花を知る事。
秘すれば花なり、秘せずば花なるべからず、となり。
この分け目を知る事、肝要の花なり・・・

有名なフレーズですねかわいい

6月12日の夜、
お友達と佐渡の牛尾神社宵宮奉納薪能を見ました。


能舞台
noubutai.jpg


この日は大好きな「羽衣」でした。

まずは篝火の火入れです。


hiire.jpg

篝火
kagaribi.jpg

美保の松原の漁師(ワキ)が浜辺で見つけた美しい衣は天女(シテ)の羽衣でした。
いよいよ笛の音が響きワキ登場が登場

kaienn.JPG

天女が水浴びから帰ってきましたが羽衣がありません・・・
羽衣がないと天には帰れないのですふらふら

siteiri.jpg

何度も返して欲しいとお願いをします。
なかなか返してはくれません・・・
やっと舞を舞って見せる条件で返してくれましたるんるん

hagoromo.jpg

華麗な舞が続きます。

いよいよお別れです。

owakarenoaisatu.jpg


終演
kaeri.jpg


夏祭りの夕べ、幽玄の世界を楽しみました揺れるハート


posted by saho at 16:04| Comment(8) | TrackBack(0) | 佐渡百選
この記事へのコメント
「秘花」瀬戸内寂聴さんの小説を先日読みました。佐渡に渡った世阿弥の所在や立回り先が懐かしく、楽しく読みました。
いつも素敵な花の写真を楽しませていただいています。
Posted by うーさん at 2007年06月24日 16:43
sahoさんこんにちは。
福岡でも鎮国寺で薪能はやってますが、行った事は
ありません。あまり興味が無いとゆうか分からないのが本音です。
sahoさんは大好きと書いてるくらい興味があるのですね。
薪能でやって来られる方は人間国宝クラスの方が
見えるのですが、私みたいなのがいたら迷惑でしょうね。
Posted by m_tone at 2007年06月24日 16:50
子供の頃、あの能面を見ると気持ち悪いような怖いような
気分で能って大嫌いでした。今でも見に行く事は無いですが
ちょっと興味を持ち始めています。
今でのちょこっとあの能面が怖いんですよぉ〜。
Posted by pinboke at 2007年06月24日 23:05
うーさんこんばんは(*^_^*)

うーさんは能はお好きでしょうか?
佐渡の六月は薪能月間なんですよ♪
いつも見て下さっているとのコメントに感激しています\(*^▽^*)/
佐渡の自然に咲くお花を中心に撮っていますので
また見て下さいね(^_^)v

Posted by saho at 2007年06月25日 23:21
m_toneさん、こんばんは(*^_^*)

福岡でも薪能が見られるんですね♪
是非一度お出掛けして身体で雰囲気を感じてみて下さいね(^_^)v
迷惑なんて、そんなことは無いですよ(^^)
Posted by saho at 2007年06月25日 23:40
pinboke さん、こんばんは(*^_^*)

お面が怖いですか?
中には怖いものもありますが、この羽衣は綺麗な天女
なんですよ♪
見ていると角度によっていろんな表情が生まれます。。。
不思議よね♪
お面なのにその時々で表情が違って見えるんですもの\(*^▽^*)/
Posted by saho at 2007年06月26日 00:03
†-(・"・。)β。.:*・゚ォ.。.:*・

佐渡は世阿弥の流刑の地ですものね。

篝火が織り成す 面の陰影は
異空間に 引き込まれるものがあります。

佐渡の風土も 歴史も 花々も
sahoさんのブログで とっても興味を持つ
ようになりました。

ォ.。.:*・゚ォ.。.:*・゚"£(。・"・)-†






Posted by manami at 2007年06月28日 11:56
manamiさん、こんにちは(^^)

佐渡に興味を持ってくださっただけでも嬉しいです♪
これからもいろいろ紹介しますので見てくださいね(^^*)
ありがとう〜♪
Posted by saho at 2007年06月28日 12:37
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